この腰痛と一生付き合うのかと不安な方へ
改善の余地が残っている身体の考え方
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
慢性的な腰痛や背中の凝りで悩んでいる方の多くが、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。
この腰痛はもう治らないのではないか。
一生付き合っていくしかないのではないか。
実際に来院される方からも、そのような不安の声をよく耳にします。病院では異常がないと言われた。年齢のせいだと説明された。ストレッチや運動も続けたが、結局ぶり返す。その積み重ねが、不安を強めていきます。
ですが、私はその不安の多くは、身体の見方を知らないことから生まれていると感じています。
慢性腰痛の多くは筋肉や骨だけの問題ではありません
腰痛というと、筋肉が硬い、骨が歪んでいる、椎間板が飛び出ている、そういった説明を受けることが多いと思います。しかし、画像検査で説明がつかない腰痛は珍しくありません。
構造に大きな異常がないのに痛みが続いている場合、見逃されやすいのが、身体を包み、つないでいる組織。それがファシア(筋膜)です。この組織は全身に広がり、部分と部分を結びつけています。
ここに問題が起きると、特定の場所だけでなく、動きや姿勢全体に影響が出ます。その結果として、腰や背中に負担が集中し、痛みとして現れていることが多いのです。

痛みは敵ではなく身体からのサインです
痛みがあると、つい悪いもの、消すべきものだと考えてしまいます。しかし、痛みは身体が何かを伝えようとして出しているサインでもあります。
無理な動きが続いていないか。回復が追いつかない状態になっていないか。身体の一部に負担が偏っていないか。そういった情報を、痛みは教えてくれています。
そのサインを無視したり、我慢し続けたりすると、身体はさらに強い信号を出すようになります。慢性化とは、身体の声が長期間聞き取られていない状態とも言えます。
問題は硬さではなく質の変化にあります
よく腰が硬いと言われますが、単に硬い柔らかいの問題ではありません。動きの中で滑らかに動かない、伸び縮みがうまくいかない、潤いが失われている、そういった質の変化が積み重なることで、違和感や痛みが生じます。
この状態では、強く揉めば良い、たくさんストレッチすれば良いという単純な話ではなくなります。刺激の量や方向を誤ると、かえって変化が起きにくくなることもあります。
全体を見る前に局所に向き合う必要があります
先ほど、バランスの話をしました。姿勢やバランスは確かに大切です。しかし、明らかに問題が強く出ている部分がある場合、そこを放置したまま全体だけを整えても、身体は変わりません。バランスが悪くなった結果で局所が悪くなる。それはもちろんですが、バランスを取っても積み重なった結果、固定化しているケースはしっかりとした局所の治療も必要になってきます。
痛みが出ている場所には理由があります。まずはその場所で何が起きているのかを丁寧に確認し、変化が出るところまで介入する必要があります。その上で全体を整えていくことが必要になってきます。
待つだけでは変わらない身体もあります
ゆっくり触れて待つ施術は、とても大切な考え方です。ただし、長年積み重なった負担によって、組織の状態変化が強くなっている場合、それだけでは変化が乏しいこともあります。
待つことが間違いなのではありません。今の身体に必要な刺激量が足りていないという現実があるだけです。その見極めを誤ると、何年通っても変わらないという結果になってしまいます。
判断基準は理論ではなく身体の反応です
どんな理論が正しいかよりも、今この身体がどう反応しているかを大切にしています。触れたときの質感、施術後の変化、動きや呼吸の変化。それらを一つ一つ確認しながら進めていきます。
これは感覚だけの話ではありません。多くの身体と向き合ってきた中で積み重ねてきた経験をもとにした、身体との対話です。
改善の余地が残っている身体は少なくありません
一生付き合うしかないと言われた腰痛でも、見方を変え、適切な刺激を入れることで変化するケースは少なくありません。身体は本来、回復する力を持っています。
その力が発揮されていない背景には、誤った情報や恐怖、不適切な刺激が隠れていることが多いのです。
痛みを取ることがゴールではありません。自分の身体を理解し、信頼関係を取り戻すこと。その結果として、痛みが必要なくなっていく。そのような道筋を大切にしています。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
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私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。
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