慢性的な腰痛や背中の凝りを改善できるマイオセラピーについて
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
慢性的な腰痛や背中の凝りでお悩みの方の多くが、原因が分からないまま長年つらさを抱え続けています。湿布やマッサージ、ストレッチを続けても、その場では楽になるけれど、またすぐ元に戻ってしまう。そんな経験はありませんか。
実はその背景には、筋肉や骨ではなく、筋膜と呼ばれる組織の状態が深く関わっていることが少なくありません。今回は、当院でも取り入れているマイオセラピーという施術について、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。
マイオセラピーとは何か
マイオセラピーとは、硬くなってしまった筋膜を、適切な刺激でほどいていく施術法です。
筋膜に対して、専用の機器を使った振動刺激や、揺らし、擦るような動きを加えていきます。強く押したり無理に伸ばしたりするものではありません。身体が受け入れられる範囲の刺激で、固まってしまった組織に変化を促していく方法です。
マイオセラピーって何だろうと思われた方も多いと思いますが、簡単に言えば、長年かたまって動かなくなった筋膜を、本来のしなやかさに戻すための振動器具を使用した物理的な施術だと考えてください。

筋膜が硬くなると身体に何が起こるのか
筋膜とは、筋肉や骨、内臓などを包み込み、全身をつなげている薄い膜のような組織です。本来はとても柔らかく、動きに合わせて滑らかに動きます。
ところが、長時間同じ姿勢を続けたり、過去のケガや手術、繰り返される疲労などが重なると、筋膜は少しずつ本来の柔らかさを失っていきます。
この状態が進むと、筋膜は水分を失ったように重くなり、ゼリーのように固まったり、繊維が絡み合って動きにくくなったりします。これがいわゆるゲル化や線維化と呼ばれる状態です。
筋膜がこのように変化すると、身体の動きにブレーキがかかります。動かしづらさが出たり、引っ張られるような違和感が出たりします。さらに進むと、腰痛や背中の凝り、場合によってはしびれのような症状として現れることもあります。
マイオセラピーが目指す筋膜の再構築
マイオセラピーの特徴は、変性して硬くなった筋膜そのものに直接働きかけられる点です。肺や肝臓など、身体の組織は繰り返し炎症が起こったり、負担が掛かると線維化します。
振動刺激を使って筋膜に物理的な刺激を与えることで、少しずつ変化していきます。ファシアである筋膜組織は可逆性(元に戻る)があるために、少しずつ変化していきます。それに伴って血の巡りや神経の働きも回復しやすくなり、痛みや凝りからも解放されていき、身体が自然に動ける状態へ近づいていきます。
この変化の過程を、筋膜のリモデリング、つまり再構築と呼びます。

人それぞれ、身体の状態やこれまでの負担の歴史が違うため、たどる過程は決して同じではありません。
ただし、途中で諦めずに身体と向き合い続けていけば、痛みや凝りは少しずつ、確実に改善へ向かっていきます。
マイオセラピーは機械を使う施術のため、こわい、痛そうといったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これまでさまざまな施術を自分自身が受けてきた立場からお伝えすると、必ずしもそうとは限らないと感じています。
手技による施術は丁寧でやさしい印象がありますが、実際には施術者の力が直接伝わるため、場合によっては身体が身構えてしまうこともあります。
一方で、適切に調整された機械刺激は、必要以上の力を使わずに、狙った組織へ均等に刺激を届けることができます。
例えば、落ち葉を片付ける場面を想像してみてください。
柔らかいほうきで掃こうとすると、何度も動かす必要があり、かえって身体に余計な力が入ってしまいます。
それよりも、適度にコシのある竹ほうきを使ったほうが、少ない力で楽に集めることができます。
マイオセラピーも、それとよく似ています。
必要な刺激を、必要なだけ、無駄なく伝えることで、身体は過剰な緊張を起こさずに変化していきます。
ただし、無闇にファシア、つまり筋膜に強い刺激を与えれば良いというわけではありません。
刺激が合わなければ、かえって身体に強い抵抗や緊張を生んでしまうこともあります。
そのため当院では、お一人おひとりの反応を丁寧に感じ取りながら、その方にとって最も適切な方法を選ぶことを大切にしています。
同じ身体は一つとして存在しません。
だからこそ、毎回決めつけることなく、感覚を研ぎ澄ましながら施術にあたっています。
背骨まわりに特に効果的な理由
マイオセラピーが特に力を発揮するのが、背骨の周囲です。
背骨のまわりは、日常生活で意外と動きが少ない場所です。そのため、筋膜が硬くなりやすく、しかも自分ではケアしにくい部位でもあります。体操やストレッチをしても、なかなか変化を感じられないという方が多いのもこのためです。
マイオセラピーでは、こうした動きの少ない筋膜に対しても、振動刺激を通してしっかりアプローチできます。動かせない場所を整えることができるため、腰痛や背中の重だるさが長年続いている方にとって、大きな助けになるケースが多いのです。
身体の柔らかそうなクラシックバレーダンサーの方も来られたことがあります。
全身の柔軟性が高くても、背骨の近くだけ緩めることは難しいのが現状だと思います。
まとめとしてお伝えしたいこと
マイオセラピーは、硬くなった筋膜をやさしく再生へ導く施術です。振動刺激によって、動きを失った筋膜を少しずつほどいていきます。背骨まわりの腰痛や背中の凝りなど、ストレッチだけでは届きにくい部分にも効果が期待できます。痛みや動きにくさが徐々に和らぎ、身体が自然な状態へ戻っていくのを感じていただけるでしょう。
どこに行っても良くならなかった。背中の重だるさや凝りがいつも取れない。そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ一度体験していただきたい施術です。
実は、私自身もマイオセラピーに助けられた一人です。施術家として、そして一人の身体の当事者として、本当に必要だと感じたものだけを提供しています。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
-
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。







