腰痛は年齢の問題なのか もう歳だからと言われた方に知ってほしい話
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
今回は「腰痛は年齢の問題なのか。もう歳だからと言われた方に知ってほしい話」というテーマで、なぜ年齢を理由に腰痛が増えたように感じるのか、その本当の原因はどこにあるのかを、できるだけ分かりやすくお話しします。

腰痛は本当に年齢のせいなのでしょうか
腰痛で悩んでいると、病院や周囲から「もう歳だから仕方ないですね」と言われた経験がある方も多いと思います。確かに年齢とともに身体の回復力が落ちやすくなる面はあります。ですが、腰痛の原因をすべて年齢で片付けてしまうのは、とてももったいない考え方です。
実際には、年齢そのものよりも、年齢と一緒に積み重なった生活のクセが腰痛を作っているケースが非常に多いのです。
腰痛の一番多い原因は座っている時間の長さです
現代の生活では、仕事でも自宅でも座っている時間がとても長くなっています。
長時間座り続けることで、腰回りの筋肉は負荷が大きくなり、本人も気がつかない張力負荷がかかり続けています。筋肉を覆っているファシア(筋膜)がその張力負荷に耐えて組織の変化していきます。それが大元の原因です。
⒈ 負荷がかかる→⒉ 組織に強さが必要→⒊ 組織変性(線維化・ゲル化)
座っている時間が長いほど、腰は本来分散されるはずの負担を一手に引き受けることになります。これが、年齢に関係なく腰痛が増えている大きな理由の一つです。
腰が丸まる座り方が腰痛を作ります
特に注意したいのが、腰が丸まった状態での座り方です。腰が沈むソファ、こたつでの生活、あぐらや横座り、床に直接座る姿勢などは、無意識のうちに腰を丸めやすくなります。
この姿勢が続くと、腰の一部に張りや負担が集中し、筋肉や筋膜の動きが悪くなっていきます。最初は違和感程度でも、積み重なると慢性的な腰痛へと変わっていきます。

机の下に足が入らない環境も腰痛の原因です
意外と見落とされやすいのが、作業環境です。机の下に足が入らない場所での作業や、低いテーブルで前かがみになる姿勢は、自然と腰が丸まりやすくなります。
この姿勢を毎日続けていると、腰は常に引き伸ばされた状態になり、回復する時間が足りなくなります。年齢の問題ではなく、環境の問題で腰痛が起きているケースも少なくありません。
極端な運動不足が腰を守れなくします
腰を支えているのは骨だけではありません。周囲の筋肉がクッションとなり、動きの中で負担を分散しています。
ところが、運動不足が続くと筋肉は働く機会を失い、腰を守る力が弱くなります。その結果、ちょっとした動作でも腰に負担が集中し、痛みが出やすくなります。
これも年齢ではなく、動かない生活が作っている変化です。
きつい運動をする必要はなくて
ラジオ体操や軽い背伸びや肩回し、散歩などをこまめにやることが大事です。
画像に異常がなくても腰痛は起こります
レントゲンやMRIで異常が見つからないのに腰が痛いという方は珍しくありません。
構造に大きな問題がなくても、身体を包む筋膜の動きや質が変わることで、痛みは起こります。
筋膜は全身につながっているため、腰だけを見ても原因が分からないことも多いです。股関節や背中の硬さ、呼吸の浅さなどが、結果として腰に負担を集めている場合もあります。
痛みは身体からの大切なサインです
当院では、痛みを敵だとは考えていません。
痛みは、身体が今の状態を教えてくれているサインです。
無理な姿勢が続いていないか、動きが偏っていないか、回復が追いついていないか。腰痛は、それを気づかせるために出ていることが多いのです。
痛みを年齢のせいにしてしまうと、このサインを見逃してしまいます。
腰痛は何歳からでも変えられます
腰痛を改善するために、特別な運動や厳しいトレーニングは必要ありません。
まずは座る時間を減らし、立つ回数を増やすことから始めてください。
次に、腰を丸めた姿勢が長く続かないよう、座り方や作業環境を見直します。そして、日常の中で少しでも身体を動かす時間を作ることが、腰を守る力を取り戻す第一歩になります。

ファシアラボが大切にしている考え方
当院では、理論よりも身体の反応を大切にしています。触れたときの質感、動かしたときの変化を確認しながら、その方の身体に必要な順番で施術を行います。
優しい刺激で変わる場合もあれば、長年の生活習慣で固まった組織には別のアプローチが必要なこともあります。我慢させる施術は行わず、身体が安全に変わる方向へ導くことを重視しています。
最後にお伝えしたいのは、腰痛は年齢そのものが原因で起きていることは少ないということです。座り時間、座り方、環境、運動不足。これらが積み重なった結果として、腰痛は起こります。
だからこそ、今からでも十分に変えられます。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
-
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。
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