なぜ腰痛は「ある日突然出て、また消える」のか? 原因を知らないと不安が続く理由
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
今回は多くの方が不安に感じている
なぜ腰痛は「ある日突然出て、また消える」のか
という疑問について、ファシア(筋膜)の視点から、できるだけ分かりやすくお話しします。

なぜ腰痛は突然出たように感じるのか
昨日まで何ともなかったのに、朝起きたら腰が痛い。
数日つらかったのに、なぜか今日は楽。
このような腰痛の出方は、とてもよくあるものです。
実はこれは「おかしなこと」でも「急に壊れた」わけでもありません。
腰痛を筋肉や骨が壊れた結果として見るのではなく、筋膜の状態変化として捉えます。
筋膜とは、筋肉や骨、内臓、神経を全身で包み、つないでいる膜のような組織です。身体を一枚のネットのように支えている存在だと考えてください。
腰痛が一定しない最大の理由
筋膜は、とても環境に影響を受けやすい組織です。
日常の中で
姿勢
呼吸の浅さ
疲労の蓄積
睡眠不足
気温や湿度
精神的な緊張
こうした条件が少しずつ重なると、筋膜の動きや柔らかさが変わっていきます。
つまり腰痛は
壊れたから出る
というより
条件がそろったときに表に出る
という性質を持っているのです。
本当は身体の中で準備が進んでいる
腰痛は突然起きているように感じますが、身体の中では前から変化が進んでいます。
筋膜の中では
動きが少しずつ悪くなる
引っ張られる方向に偏りが出る
水分が減って硬くなる
こうした小さな変化が、静かに積み重なっています。
そして
重い物を持った
長時間同じ姿勢だった
寝不足が続いた
気持ちが張りつめていた
こうしたきっかけが重なったとき、身体が限界を知らせる手段として痛みが出るのです。
消えたから治ったとは限らない理由
数日で痛みが引くと、多くの方が治ったと思います。
ですが実際には
よく眠れた
緊張が抜けた
動き方が変わった
自律神経が落ち着いた
こうした変化で、筋膜のバランスが一時的に整っただけのことも少なくありません。
原因に手を付けないままだと、同じ条件が重なったとき、また腰痛は出てきます。
これが、良くなったり悪くなったりを繰り返す理由です。
検査で異常がないのに痛む理由
レントゲンやMRIでは、筋膜の状態はほとんど映りません。
そのため異常なしと言われても
引っ張られる感じ
動き始めの違和感
姿勢を保つつらさ
といった症状が残ることがあります。
見えないけれど触れることで分かる筋膜の変化を大切にしています。
原因を知らないと不安が続く理由
腰痛が出たり消えたりすると
また出るのではないか
悪化しているのではないか
動いていいのか分からない
こうした不安が生まれます。
この不安が無意識の緊張を生み、呼吸が浅くなり、筋膜をさらに硬くしてしまうこともあります。
原因を知ることは、安心につながり、回復への第一歩になります。
ファシアの五つの特徴
筋膜には、腰痛が出たり消えたりする理由を説明する特徴があります。
一つ目は、方向によって硬さが変わることです。
同じ場所でも動かす方向によって制限や痛みが変わります。
二つ目は、温度で柔らかさが変わることです。
寒いと硬くなり、温まると動きやすくなります。
三つ目は、力のかけ方で反応が変わることです。
急な強い刺激では硬くなり、ゆっくりした動きでは緩みやすくなります。
四つ目は、水分が減ると硬くなることです。
長時間同じ姿勢や運動不足、ストレスでも起こります。
五つ目は、全身でバランスを取っていることです。
一部だけ整えても、別の場所に負担が移ることがあります。

私たちが大切にしている考え
私たち拝志フィジカルセラピー ファシアラボでは
痛みは敵ではない
痛みは身体からのメッセージ
出たり消えたりするのは、まだ変えられる状態
と考えています。
今の腰痛は、身体が壊れてしまった証拠ではありません。
むしろ、身体が守ろうとして出しているサインです。
まとめ
腰痛は突然起きているわけではありません。
条件が重なったときに表に出ます。
消えても原因が消えたとは限りません。
筋膜は環境や心身の状態に大きく影響されます。
理由を知ることで、不安は減り回復は進みます。
腰痛を理解し怖いものにしないこと。
それが根本改善への第一歩です。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
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私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。






