腰痛はどこに行くかより、どう選ぶか

― 自分の状態に合った通い先の見つけ方

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

治療に来られた患者さんから、こんな声をよく聞きます。
「何を基準に治療院を選べばいいのか、本当に分からない」
「数回で治ると言い切っていたところほど、結果的に良くならなかった」

今回は、慢性腰痛や背中の凝りで悩んでいる方が後悔しないために、
あくまでも私自身の臨床経験をもとにした
「合う治療院の見極め方」についてお話しします。

なぜ治療院選びで迷ってしまうのか

多くの方は、
「どこが一番技術が高そうか」
「どこが有名か」
という視点で治療院を探します。

もちろん、その気持ちはとてもよく分かります。
ですが、私が治療をしていて強く感じるのは、
慢性的な痛みには、もう一段深い視点が必要だということです。

それは、
「なぜその痛みが慢性化しているのか」という視点です。

画像検査で異常が見つからない痛み。
年齢のせいだと言われ続けてきた症状。
こうしたケースでは、身体の使い方や組織の状態、生活習慣などが複雑に絡み合っています。

つまり、
「施術を受ければ治る」という考え方そのものが、
現実とズレていることが少なくありません。

もちろん、比較的早く痛みから解放されるケースもあります。
ただし、施術に依存しなければ日常が成り立たない状態や、
施術を受け続けることが前提になってしまう関係性は、
長い目で見ると、身体の回復力を弱めてしまうこともあります。

ただ、例外的に仕方のないケースは存在すると思いますが…。
ここで言いたいことは、患者さん自身がなぜ悪くなっているかを理解しないと
継続的に痛みや凝りなどが解決していかないからです。

合う治療院とは「任せきりにしなくていい場所」

本当に合う治療院とは、
すべてを先生に丸投げできる場所ではありません。
むしろ、その逆だと考えています。

施術を受けながら、
今、自分の身体に何が起きているのか
なぜ痛みが出ているのか
これから、どう向き合っていく必要があるのか

これらを一緒に理解していける場所です。

結局、改善していく方に共通しているのは、
自分の身体から目を背けていないという点です。

治る人に共通する考え方

臨床を続けていると、はっきり分かることがあります。
良くなっていく人には、共通点があります。

それは、
人生で何が一番の資本なのかを理解していることです。

仕事や家族、趣味も大切です。
しかし、それらすべてを支えているのは身体です。

身体を後回しにしたまま、
痛みだけを消そうとしても、根本的な改善にはつながりません。

治る人は、
痛みをきっかけに、自分の身体と向き合う時間をつくっています。

治療院をいい意味で利用できているか

もう一つ大切なのは、施術側との関係性です。
合う治療院では、施術者を過剰に神格化する必要はありません。

質問をしてもいい
納得できなければ確認していい
自分の感覚を正直に伝えていい

こうしたやり取りが、自然にできる関係性こそが重要です。

施術者は、あなたの身体を一時的にサポートする存在です。
主役は、常にあなた自身の身体です。

治療院を、
依存する場所ではなく、
自分の身体を理解するためのツールとして利用できているか。

ここが、大きな分かれ道になります。

説明が分かりやすい治療院かどうか

合う治療院かどうかを見極める基準の一つは、説明の仕方です。

専門用語を並べて不安を煽るのではなく、
今の状態を、できるだけ分かりやすく伝えてくれるか。

そして、
すぐに良くなることだけを約束しない
現実的な経過を正直に話してくれる

こうした姿勢があるかどうかも重要です。

痛みを敵として扱うのではなく、
身体からのサインとして説明してくれる治療院は、
長い目で見て信頼できる場所だと思います。

合わない治療院のサイン

逆に、注意したいポイントもあります。

毎回説明が変わる
質問すると話を濁される
通い続けないと不安になるような言い方をされる

こうした場合は、一度立ち止まって考えてみてください。

不安を利用した関係性は、
身体の回復力そのものを下げてしまうこともあります。

最後にお伝えしたいこと

慢性腰痛や背中の凝りは、特別な人だけが抱える問題ではありません。
ただし、改善するかどうかは、
どこに通うかよりも、どう向き合うかで決まります。

合う治療院とは、
あなたが自分の身体と信頼関係を取り戻していく過程を、
そっと支えてくれる場所です。

その視点を持って、治療院を探してみてください。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

↑直接ご予約できます。

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。