「明日動けるようになりたい人のためのぎっくり腰対策」

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

この記事は
「今日つらいけれど、明日は少しでも動けるようになりたい」
そんな切実な状況にいる方に向けて、ファシア(筋膜)の視点から見た、最も安全で現実的なぎっくり腰対策をまとめたものです。

明日動けるようになりたい人のための
ぎっくり腰対策

筋膜の視点から考える

ぎっくり腰になると、多くの方が
とにかく早く動けるようになりたい
明日は仕事に行けるだろうか
と強い不安を感じます。

まず大切な前提があります。
ぎっくり腰の多くは、筋肉や骨が壊れた状態ではありません。

多くの場合、起きているのは
筋膜が強い防御反応を起こし、動きを止めている状態です。

つまり、
正しい対応をすれば
明日、動ける可能性は十分にあります。

なぜ今、動けないのか

ぎっくり腰の正体を知る

ぎっくり腰で立てない、動けないとき、腰では次のことが起きています。

・筋膜が急激に縮こまっている
・わずかな動きや伸びにも過敏に反応している
・身体が「これ以上動くと危険」と判断している

これは壊れているのではなく、
身体を守ろうとして固まっている状態です。

そのため
無理に動かす
伸ばす
ストレッチする
といった行為は、筋膜の防御をさらに強め、回復を遅らせてしまいます。

明日動ける人がやっている共通点

ファシア(筋膜)の視点で見ると、回復が早い人には共通点があります。

・痛い場所を無理に動かさない
・筋膜を引っ張らない姿勢を選んでいる
・大きな動きではなく小さな動きだけを許可して動く
・安心できる刺激を少しずつ与えている

逆に
「頑張って動いた人」ほど
翌日つらくなりやすい傾向があります。

今日やるべきことはたった三つ

1 痛みのある腰を伸ばさない

最重要ポイントです。
ぎっくり腰直後の筋膜は、伸ばされる刺激に最も弱い状態です。

やることはとてもシンプルです。

・痛い方向には動かさない
・腰を反らさない
・無理に姿勢を正さない
・一番楽だと感じる姿勢を選ぶ

これだけで、明日の状態は大きく変わります。


2 「安全な姿勢」で筋膜を休ませる

筋膜は
「引っ張られていない」
と感じると、少しずつ緊張を緩めていきます。

おすすめなのは
横向きで膝を軽く曲げた姿勢です。

ポイントは
・膝の間にクッションやタオルを挟む
・腰がねじれないようにする
・呼吸が楽にできる姿勢を選ぶ

この姿勢で数分過ごすだけでも、筋膜の防御反応は落ち着き始めます。

もし腰痛ベルトを持っている方は、横になる前に手に取れる距離に置いて
から横になって休んでください。
起き上がる時に腰痛ベルトを付けてから立ち上がります。


3 触れながら「ごく小さく」動く

完全に動かないことも、実は回復を遅らせます。
ただし、大きく動く必要はありません。

やり方は次の順番です。

・腰に手を軽く当てる
・そのまま動かず2分待つ
・次に、足や骨盤を2ミリ程度だけ動かす

手を当てる意味は
・手の温かさが筋膜を緩める
・安心感で防御反応が下がる
・痛みの出ない方向を探しやすくなる

目的は
動かすことではなく
筋膜に「動いても大丈夫」と伝えることです。

明日、動けるかどうかを分けるNG行動

今日これをやると、明日つらくなりやすい行動です。

・腰のストレッチ
・勢いをつけて立つ
・痛みを我慢して動く
・強く揉む、強く押す
・長時間じっと固まったままでいる

特にストレッチは、良かれと思って行いがちですが、急性期の筋膜には逆効果になります。

明日、動き出すときの考え方

明日になって少し動けそうでも、次の意識が重要です。

・腰から動かさない(腰はできるだけまっすぐに保つ)
・足や体重移動から始める
・一気に元通りにしようとしない

「少し動けたら成功」
このくらいの基準で十分です。

まとめ

明日動けるために最優先すべきこと

ぎっくり腰は
壊れた状態ではなく
筋膜が守りに入っている状態です。

だからこそ
伸ばさない
引っ張らない
安心させる
小さく動く
患部を他の場所よりも保温する、必ず冷えないようにする
(但し、一時的にカイロなど使用しても良いが、長時間温め過ぎないこと)

これだけで、身体は回復に向かい始めます。
今日の過ごし方が、明日の動きを決めます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

直接ご予約できます。

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。