「運動不足でもスポーツしすぎでもぎっくり腰になる理由」

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
今回は「運動不足でもスポーツしすぎでもぎっくり腰になる理由」について、筋膜の視点から分かりやすく解説します。

ぎっくり腰は
運動をほとんどしない人
スポーツをやり込んでいる人
どちらにも起こります。
正反対の生活なのに、なぜ同じ症状が起きるのでしょうか。

実は、ファシア(筋膜)の視点で見ると、この二つのタイプに共通した原因があります。
それは
筋膜が正常に滑らなくなりロックする
という現象です。(収縮時にも伸張時にも痛みが出る・またはどちらかの状態)

筋膜は筋肉や骨、内臓を包み、全身をつないでいる膜です。
この膜が滑らかに動いていることで、私たちの体はスムーズに動くことができます。
しかし、使わなさすぎても、使いすぎても、この“滑り”が失われてしまいます。
これが、ぎっくり腰が起きる正体です。

運動不足でも運動しすぎでもぎっくり腰になる理由(筋膜に共通する問題)

どちらのタイプにも共通しているのは、筋膜に負担がかかり、正常な滑りが失われてロックするということです。

筋膜は本来
伸びる
縮む
滑る
といった動きを繰り返しながら全身を支えています。

ところが
使わなさすぎ
使いすぎ
のどちらでも、筋膜は硬くなり動きが悪くなります。
この状態が限界を迎えた瞬間に、ぎっくり腰として症状が現れます。

① 運動不足でぎっくり腰になる理由

運動不足の人は筋肉を使っていないのだから疲れていない、と思われがちですが、筋膜にとってはむしろ負担が大きい環境です。

理由
動かないことで筋膜が配列が乱れたままに(滑走不全)
血流不足で老廃物が溜まる
姿勢の崩れで一部に負荷が集中する(一部の極端な筋膜の肥厚)
動かないことで適応能力の低下(急激な負荷に準備ができていない)

筋膜は動くことで水分を保持し柔らかさを維持します。
しかし、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けると、筋膜が一部に掛かる負荷が継続し、肥厚することで滑りが失われます。

このような筋膜の状態で
くしゃみをする
靴下を履く
イスから立ち上がる
などの軽い動作をした瞬間に、筋膜が動きに対応できず

ロックしてぎっくり腰になるのです。

人は動くことで再生される機序が備わっています。しかし繰り返される強い負荷には強度が必要になり肥厚します。

② スポーツのやりすぎでぎっくり腰になる理由

一方で、よく動いている人でもぎっくり腰になるどころか、実は運動習慣のある人の発症も非常に多いです。

理由
筋膜が疲労し硬くなる
繰り返しの動作で筋膜に負担が蓄積する
ストレッチしすぎで筋膜が伸びきって不安定になる
特定の筋肉ばかり使いすぎてバランスが崩れる

筋膜は全身をつなぐネットワークです。
例えば太もも前側の筋膜が硬くなると、それが骨盤を引っ張り、結果的に腰に大きな負担をかけます。

スポーツでは同じ動作を繰り返すため、筋膜に“動きの偏り”が生まれやすく、
疲労が溜まりきった状態で最後の一回の動きをした時に
深部の筋膜がロックし、ぎっくり腰へとつながります。

タイプが違っても原因は同じ「筋膜の滑走不全」

運動不足も
運動しすぎも
共通して最終的に起きているのは、筋膜が滑らずロックする現象です。

【筋膜が滑らなくなる理由】
脱水・粘性が高い:サラサラしてない(動かない生活)
過負荷(強度が高い負荷をするスポーツなど)
姿勢の崩れ
ストレスによる呼吸の浅さ
水分・栄養不足
シャワーばかりで入浴してない(温まることが少ない・身体の疲れが取れてない)
ストレッチしない

入浴:水圧・温まることでの温度変化による回復

筋膜の滑走不全が起きると
腰がガチガチになる
動いた瞬間に激痛が走る
反る、丸める、ひねる動作ができない
といった、ぎっくり腰特有の症状が出ます。

ぎっくり腰を防ぐ筋膜ケアは両タイプに共通している

運動不足の人も、運動しすぎの人も、実は必要なケアは共通しています。

筋膜の状態をニュートラルに戻すこと
これが非常に重要です。

具体的な方法
長時間同じ姿勢を避ける
軽い揺れや小さな動きを日常に入れる
呼吸を深くする
温めて筋膜の柔らかさを戻す
痛い部分を強く伸ばさない

筋膜は強い刺激で緩むのではなく、軽い刺激で緩む性質があります。
(ただしファシア(筋膜)の線維化もあるので全てではない)
そのため
強いストレッチよりもゆっくり時間をかけてのストレッチ
ただ単に強いだけのマッサージよりも「筋膜にその状態に対して必要な刺激をする」こと
が効果的です。

ファシアラボで行うのは「筋膜がもう一度スムーズに動ける状態へ戻すこと」

縮んだ筋膜
滑らない筋膜
ロックした筋膜
をゆっくりほどき、元の動ける状態へ戻していきます。

これにより
腰の痛みが軽減する
動きがスムーズになる
ぎっくり腰の再発が減る
体のクセが整う
といった効果が得られます。

まとめ

運動不足でも
運動しすぎでも
ぎっくり腰が起きるのは、筋膜の視点で見れば同じ理由です。

動かなすぎる生活でも
激しい運動でも
筋膜が硬くなり滑らなくなったときに、ぎっくり腰は発生します。

大切なのは、筋膜を柔らかく、滑らかに保つこと。
極端に動かない生活でもなく
負荷の高い運動でもなく
筋膜がスムーズに動ける日常をつくることが、最大の予防になります。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

直接ご予約できます。

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。