スポーツを見ながらどちらが勝つかを予測する身体を観る能力
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
私は昔から、スポーツを見るときに少し変わった見方をしています。
それはスコアより先に身体を見てしまうことです。
野球でもテニスでも格闘技でも、試合が始まって少しすると
今日はこの選手が勝つかもしれない
という感覚が出てくることがあります。
もちろんすべて当たるわけではありません。
ですが身体の状態を見ると、ある程度の予測ができることがあります。
今日はその理由についてお話ししてみたいと思います。
スポーツの勝敗を左右する身体の状態とは
スポーツの勝敗は様々な要素で決まります。
技術
戦術
精神状態
体力
こうした要素はすべて重要です。
しかし、その土台になっているのは身体の状態です。
身体が整っている選手は
動きが軽い
反応が速い
力みがない
無駄な力が入っていない
という特徴があります。
反対に身体に問題があると
動きが少し重い
踏ん張りが効かない
微妙にタイミングがずれる
といった変化が出てきます。
これは一般の方には分かりにくい部分ですが、身体を仕事として見ていると、わずかな動きの違いが見えてくることがあります。
筋力ではなく身体の張力バランスを見る
ここで大切なのは、筋肉の大きさや筋力を見ているわけではないという点です。
私が見ているのは身体の中心(丹田や腰)位置と張力バランスです。
身体は筋肉だけで動いているわけではありません。
身体の中にはファシアと呼ばれる結合組織があり、全身をつなぐネットワークのような役割をしています。
このネットワークのバランスが整っていると
動きがスムーズになる
力が自然に伝わる
身体が軽く動く
という状態になります。
動物の動きを見ると分かりやすいです。
猫やカンガルーはとても軽く動きます。
これは筋力だけで動いているというより、身体全体の張力をうまく使っている動きです。
スポーツの世界でも同じことが起きています。
とても線が細くてもパワフルな選手がいるのは、脱力が非常に上手で
ファシア(筋膜)の張力をうまく使っていると思います。

身体の状態は動きに必ず現れる
スポーツを見ていると
フォームが少し崩れている
着地が重くなっている
動きの連動が切れている
こうした変化が見えることがあります。
これらは多くの場合
疲労
小さな損傷
身体のバランスの乱れ
などが影響しています。
身体はとても正直です。
コンディションは必ず動きに現れます。
そのため身体を観察していると、今日はこの選手の動きが良いと感じる瞬間があります。
身体を観る力は治療の現場でも同じ
この身体を見る感覚はスポーツだけの話ではありません。
実は治療でもまったく同じです。
初めて来院された方の身体を見ると
どこに問題がありそうか
どこに動きの滞りがあるか
どこから変化が出そうか
ある程度の見当がつくことがあります。
もちろん実際に触れてみないと分からない部分も多いです。
ですが身体は多くの情報を発しています。
その情報を丁寧に観察することで、問題の本質に近づくことができます。
身体を観察する力は経験で育つ
身体を見る能力は特別な才能ではありません。
多くの身体を見て
多くの動きを観察し
経験を積み重ねていくことで
少しずつ育っていくものです。
スポーツを見ることも、実はとても勉強になります。
トップアスリートの動きには、人間の身体が本来持っている能力の集大成が
そのまま表れているからです。
慢性腰痛や背中の凝りも身体のバランスが関係する
身体は
筋肉
骨
神経
ファシア
水分
などが組み合わさってできています。
非常に精密な仕組みで成り立っているため、わずかなバランスの変化でも動きは大きく変わります。
慢性的な腰痛や背中の凝りも、単に筋肉が硬いだけではなく、身体全体のバランスの崩れが関係していることが少なくありません。
そのため当院では、身体の一部分だけではなく、全体のつながりや動きの流れを大切にしています。
身体は常に多くの情報を発しています。
それを丁寧に観察することが、改善への第一歩になると考えています。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
-
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。
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