ファシアの粘性を高めてしまう生活習慣

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

慢性的な腰痛や背中の凝りで悩んでいる方の身体を触れていると、ある共通点が見えてきます。

それは
「ファシア(筋膜)の粘性が高くなっている」
という状態です。

本来ファシアは、水分を豊富に含み、滑らかに動き、力をスムーズに伝える組織です。
しかし生活習慣の影響によって、この滑らかさが失われることがあります。

今日は
ファシアを硬く・重く・動きにくくしてしまう習慣
についてお話しします。

まず、粘性が高い状態とは?

ファシアの中では、水分やヒアルロン酸などが潤滑油の役割をしています。

これがうまく循環していれば、

✔ 伸びる
✔ 縮む
✔ ずれる
✔ 力が伝わる

生きた筋膜の構造より

といった働きがスムーズに起こります。

しかし循環が悪くなると、
ベタつく・絡まる・滑らない
という状態になり、結果として

  • 動き始めが痛い
  • いつも同じ場所が張る
  • すぐに元に戻る
  • 疲労が抜けない

といった慢性的な不調につながります。

ファシアの粘性を高める代表的な生活習慣

ここからが重要です。
多くの方が無意識に行っています。

① 長時間同じ姿勢

動かない時間が長いと、ファシア内の水分循環が停滞します。

例えるなら、
かき混ぜられないスープが分離していく
ようなイメージです。

すると滑走性が落ち、立ち上がりや歩き出しで痛みが出やすくなります。

② 運動不足(刺激不足)

ファシアは適度な張力変化によって健康を保ちます。

動かない
伸ばさない
負荷が変わらない

これが続くと、ヒアルロン酸の流動性が低下し、粘度が高まります。

結果、
「硬い身体」
が出来上がっていきます。

③ ストレスによる交感神経優位

緊張状態が続くと、血流や水分代謝が落ちます。

これはファシアにとって致命的です。

回復や修復の循環がうまく働かず、
徐々に粘りが強くなっていきます。

マッサージしてもすぐ戻る方は、
この影響を強く受けていることが多いです。

④ 呼吸が浅い

呼吸は体内のポンプです。

横隔膜が動かない
肋骨が広がらない

これだけで体幹部のファシアの循環は大きく低下します。

腰や背中の慢性症状との関連は非常に深い部分です。

⑤ 水分不足

ファシアは「水の組織」です。

水分摂取が少ない
代謝が落ちている

この状態では、潤滑環境が整いません。

もちろん水だけ飲めば解決、という単純な話ではありませんが、
不足していれば回復は進みにくくなります。

なぜセルフケアだけでは戻りにくいのか?

粘性が高くなったファシアは、

  • 神経が過敏になり
  • 強い刺激に反応し
  • 防御的にさらに硬くなる

というループに入ります。

つまり、
頑張って伸ばすほど悪化する
ということが起きるのです。

ここに慢性化の難しさがあります。

改善の鍵は「循環の再起動」

必要なのは強刺激ではなく、

✔ 神経が安心できる
✔ 水分が動き出す
✔ 張力が再配分される

この順番です。

ここが整うと、
同じ身体でも回復スピードがまったく変わります。

当院が行っていること

拝志フィジカルセラピー ファシアラボでは、

  • 粘性がどこで高まっているか
  • どの層で滑走が止まっているか
  • 神経がどれほど過敏か

を評価しながら、
回復できる刺激量で循環を戻していきます。

すると多くの方が

「今までと違う」
「初めて軽さが続いている」

と感じられます。

何がどのように問題が起こっているか
丁寧に診ていきます。

まとめ

もしあなたが

  • すぐ戻る
  • いつも同じところがつらい
  • 年齢と言われた
  • 異常なしと言われた

この状態なら、
問題は筋肉や骨ではなく
ファシアの粘性
にあるかもしれません。

身体は、まだ変われます。改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。