今の治療を続けるべきか、変えるべきかの判断基準
こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。
治療を続けていると、ふと
「このまま通っていていいのかな」
「別の治療を試した方が良いのかな」
と迷う瞬間がありますよね。
特に、腰痛や背中の痛みが長引いている方ほど、どの治療が自分に合っているのか判断が難しくなります。
そこで今回は、ファシア(筋膜)の視点から
「今の治療を続けるべきか、変えるべきか」
その判断基準をわかりやすくまとめてお伝えします。
痛みの“強さ”だけでは判断しないことがとても大切です。
1. 治療を「続けて良い」ケース
次のような変化が少しでもあるなら、治療は良い方向に進んでいます。
① 身体の反応に“前向きな変化”がある
痛みがゼロでなくても大丈夫です。大切なのは身体の質が変わっているかどうか。
・施術後に呼吸がしやすい
・歩くのが少し楽になる
・動作の軽さを感じる
・姿勢が自然に整っている
・痛みの出方(場所・時間帯・質・頻度)が変わってきた
これらは筋膜のこわばりがゆるみ、身体が再調整を始めているサインです。
痛みが一時的に戻ることがあっても、全体の「動きやすさ」が改善していれば続ける価値があります。
② 施術者が「原因を説明できる」
・どこの筋膜が硬いか
・どのラインが張っているか
・なぜ痛む場所と原因が違うのか
これを丁寧に説明してくれる施術者は、身体を“全体”で評価しています。
局所ではなくつながりを理解して施術できる人は信頼できます。
③ 毎回「評価→施術→再評価」がある
毎回同じ流れがあり、一貫した方針で施術が行われているかも重要です。
ファシア(筋膜)の施術は“積み重ね”によって変化をつくるため、
一貫した評価軸がある治療院は継続すべき治療です。

2. 治療を「変えるべき」ケース
次のような状態が続く場合は、治療方針を見直すタイミングかもしれません。
① 痛みの出ている組織がどこなのか説明されていない
腰痛であれば、どこがどうなっているから痛みが出てるという説明をされているか。
これは一番大事なところです。
「どの筋肉のファシア(筋膜)がどういう状態であるのか」を把握しているのが、大前提と私たちは考えています。
② 施術後の変化がまったく無い
痛みが消えなくても、痛みに変化があることが、その場所に何だかのアプローチができたことになります。施術後の温度変化もありますから、少しでも変化が出るのが普通です。
・軽い
・呼吸が深くなる
・動きやすさが出る
などの変化は必ず出るものです。
それが全く無い場合、
筋膜の変化するアプローチできていない可能性があります。
③ 強く圧をかけ過ぎる。
身体筋膜は防御反応を起こして硬くなります。
・・皮膚が痛い
・息を止めて耐えるような刺激
こうした刺激の意味や目的が説明されない場合は見直しが必要です。
確かに神経が過敏なケースもあります。たとえ痛みがあったとしても、しっかりと施術の目的と理由が説明されていることが大切です。
④ 回復の「見通し」を説明してくれない
・どのくらいで変化が出るか
・どのラインが問題か
・改善の計画
これらがない治療は“偶然の改善”に頼っているだけで、戦略がありません。
⑤ 痛みの出方が毎回同じ
・出る場所
・出るタイミング
・動きの制限
これが全く変化しない場合、
ファシア(筋膜)の肥厚が残存している、または張力バランスなど変わっていない証拠。
治療を変える判断材料になります。
3. 治療を変える前に「自分側」で確認すべきこと
治療側だけでなく、生活が原因で逆戻りしている場合もあります。
① 同じ姿勢が続きすぎていないか
デスクワーク、運転、スマホなどで動きが極端に少ないと
筋膜は簡単に固まります。
② 自宅で強すぎるセルフケアをしていないか
・強いストレッチ
・ゴリゴリ押しつけるケア
・毎日の強圧ローラー
これは神経を刺激しすぎて逆効果になることがあります。
③ 呼吸が浅くなっていないか
緊張やストレスで横隔膜が固まり、
腰痛やしびれが戻りやすくなります。
当てはまる場合は、治療を変えるより
生活習慣を整えるほうが改善が早いケースもあります。
4. まとめ ―「痛みの強さ」よりも“身体の質”で判断する
治療を変える基準は、痛みの強さではなく
身体が前向きに変化しているかどうかです。
施術家がしっかりと説明をしてない責任でもありますが…。
本音を言えば
1〜2回の施術で成果を判断するのは早すぎます。
身体は急激な変化を起こすと反動が出るため、
繊細な変化を積み重ねていくことが改善の近道です。
続けるべき治療
・呼吸、歩行、姿勢が変わる
・身体の軽さを感じる
・丁寧な説明がある
・一貫した評価と計画がある
変えるべき治療
・一貫性がない
・全く変化がない
・計画や説明がない
あなたの身体は、必ず正直に反応します。
大切なのは、その変化に気づけるかどうかです。
拝志フィジカルセラピー ファシアラボでは、
一時的な痛み取りではなく、
「動ける身体」「再発しにくい身体」をつくることに重点を置いています。
慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。
投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
-
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。
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