腰痛がなかなか治らないのは“食生活”が原因? 今からできる改善法と食べるべき栄養

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。「整体やストレッチをしても、なかなか腰痛が良くならない」
そんな方は、もしかすると食生活が関係しているかもしれません。

私が参考にしているアメリカの手技療法「マイオファッシャル・リリース(Myofascial Release; MFR)」の考え方から見ても、食事や栄養は“腰痛の治りにくさ”と深くつながっています。
なぜなら、筋膜(ファシア)は身体の内側でつくられる組織であり、その質を決める材料は食べたもので変わるからです。

今回は、

  • なぜ食生活が腰痛に影響するのか
  • どんな栄養を摂れば筋膜や腰の状態が改善するのか
  • 今からできる食事の工夫

この3つを、MFRの視点からわかりやすくお伝えします。

1. 腰痛と食生活 ― 筋膜の質は食べ物で決まる

筋膜(ファシア)は、筋肉や臓器を包みながら全身をつないでいる“ボディスーツ”のような組織です。
この筋膜は、コラーゲン・水分・ヒアルロン酸・ミネラルなどからできています。

つまり、筋膜の状態はその人の**体内環境(食事・水分・代謝)**を映す鏡のようなもの。
食生活の乱れは、そのまま筋膜の質の低下につながります。

食生活が乱れるとどうなるか

  • ファストフードや加工食品が多い
  • 甘いものや炭水化物中心の食事
  • 水分をあまり取らない(多くの方が知らないうちに脱水状態です)
  • 野菜やたんぱく質が不足している

こうした状態が続くと、体の中で次のような変化が起こります。

体内で起こる変化筋膜への影響
糖質の摂りすぎコラーゲンが糖化し硬くなる
タンパク質不足筋膜の修復が遅れ、弾力が低下する
水分不足筋膜の潤いが失われ、動きが悪くなる
ミネラル・ビタミン不足炎症が長引き、疲れが取れにくくなる

結果的に、筋膜が乾燥し、ねじれやすくなり、腰の動きが制限されて痛みが出やすくなります。

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2. 「腰痛が治らない」=体内の回復材料が足りていない

MFRでは、ただ筋膜をゆるめるだけでなく、再生しやすい体の環境を整えることを大切にしています。
どんなに丁寧に施術をしても、体内でコラーゲンやヒアルロン酸を作る材料が足りなければ、すぐにまた硬く戻ってしまいます。

つまり、「治らない腰痛」は栄養不足のサインでもあるのです。

3. 筋膜の回復を助ける5つの栄養素

① たんぱく質(筋膜の材料)

筋膜の主成分であるコラーゲンは、たんぱく質から作られます。
動物性と植物性のどちらもバランスよく摂ることが大切です。

おすすめの食材

  • 鶏むね肉、豚ヒレ肉、魚(特に青魚)
  • 卵、豆腐、納豆、ヨーグルト、チーズなど

ポイント
1食あたり手のひら1枚分を目安に。
朝食でたんぱく質を抜かないようにしましょう。

② ビタミンC(コラーゲン合成のサポート)

ビタミンCは、コラーゲンを作るときに必要な“糊”のような役割をします。
不足すると、筋膜の再生力が落ちてしまいます。

おすすめの食材

  • ブロッコリー、赤ピーマン、キウイ、いちご、柑橘類

ポイント
水溶性なので、毎食少しずつ摂るのが理想です。
スープやスムージーなどで補いましょう。

③ オメガ3脂肪酸(炎症を抑える)

腰痛の背景には、筋膜や関節の「慢性炎症」があります。
オメガ3脂肪酸はこの炎症を鎮め、血流を良くします。

おすすめの食材

  • サバ、イワシ、サンマなどの青魚
  • えごま油、亜麻仁油、チアシード

ポイント
加熱せずに、サラダや味噌汁に“後がけ”すると効果的です。

④ ミネラル(筋肉と神経のバランスを整える)

マグネシウム・カリウム・亜鉛などのミネラルは、筋肉や神経の働きを助け、こりやつりを防ぎます。自然のミネラルが入った水を飲むのも良いです。

私は水にミネラル添加して摂取してます。(参考までに)

おすすめの食材

  • 海藻(わかめ、ひじき、のり)
  • ナッツ(アーモンド、カシューナッツ)
  • 全粒穀物、玄米

ポイント
マグネシウムは“リラックスのミネラル”とも呼ばれています。
入浴時にエプソムソルトを使うのもおすすめです。

⑤ 水分(筋膜の潤いを保つ)

筋膜が柔軟に動くためには、水分が欠かせません。
水分が足りないと、筋膜の滑りが悪くなり、痛みやこりにつながります。

ポイント

  • 1日1.5〜2Lを目安にこまめに摂取する (2時間に一回、200mlコップ一杯を飲む)
  • 冷たい水より常温または白湯を選ぶ
  • コーヒーやお茶は水分補給になりにくいので注意
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4. 腰痛を悪化させるNG食習慣

習慣腰への影響
甘いものの摂りすぎコラーゲンが糖化して硬くなる
揚げ物・加工食品炎症を促進し、血流を悪化させる
アルコールの過剰摂取脱水を起こし、栄養吸収を妨げる
食事抜き・極端なダイエット筋膜修復に必要な材料が不足する

見落としがちですが、こうした食習慣が筋膜を硬くし、腰痛を長引かせる要因になっていることがあります。

5. 今からできる“内側のセルフMFR”

MFR(マイオファッシャル・リリース)は外からのケアですが、食事は内側からのリリースです。
毎日の食事で、筋膜をしなやかにすることができます。

実践のポイント

  1. 朝は水とたんぱく質を摂る(寝ている間の脱水をリセット)
  2. 野菜を先に食べて血糖値の急上昇を防ぐ
  3. 夜は温かい汁物で体を温め、筋膜の粘性を下げる

この3つを意識するだけで、筋膜の動きやすさが変わります。

6. まとめ ― 食事は身体の中のリリース

栄養素役割主な食材
たんぱく質筋膜・筋肉の材料肉・魚・卵・大豆
ビタミンCコラーゲン合成を助ける果物・野菜
オメガ3脂肪酸炎症を抑える青魚・えごま油
ミネラル緊張を和らげる海藻・ナッツ
水分滑らかな動きを保つ水・白湯

外から整え、内から育てる。
これがマイオファッシャル・リリース(MFR)の本来の考え方です。

筋膜は触っても、動かしても、そして食べても変わる生きた組織です。
腰痛がなかなか良くならないときは、身体の外だけでなく、内側の環境を整えることから始めましょう。

拝志フィジカルセラピー ファシアラボより

当院では、施術だけでなく「食生活の見直し」や「回復しやすい身体の整え方」もサポートしています。
食事とファシアケアを組み合わせることで、痛みを繰り返さない身体づくりを目指しています。

身体の声を聞きながら、内と外から整えるケアを一緒に始めていきましょう。


慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は

神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

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投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。

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