腰痛になる人と、ならない人の決定的な違い ― それは「普段の座り方」にあった。

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

今回は
「腰痛になる人と、ならない人の決定的な違い ― それは『普段の座り方』にあった」
というテーマでお話しします。

腰痛というと、
年齢のせい
筋力不足
運動不足
姿勢が悪いから
と言われることが多いですが、実際の臨床では、それだけでは説明できないケースを数多く見てきました。

同じ年齢、同じ仕事、同じような生活をしているのに、
腰痛になる人と、ならない人がいる。
その違いはどこにあるのか。
私たちは、日常の座り方に大きなヒントがあると考えています。

腰痛の多くは、突然起きているわけではありません

腰痛は、ある日いきなり始まったように感じることが多いものです。
しかし実際には、その前から身体の中では小さな負担が積み重なっています。

特に多いのが、
腰が丸まった状態で長時間座る生活です。

このとき、本人は
痛みを感じていない
楽だと思っている
昔からこうだから問題ない
と感じています。

ですが、身体の中では、腰まわりの筋膜にじわじわと張力がかかり続けています。
この負担に気づかないまま過ごしていることが、腰痛の始まりになります。

腰が丸まりやすい日常の座り方とは

臨床でよく見かける、腰に負担がかかりやすい座り方には共通点があります。

あぐらや横座り
腰が沈み込むソファ
背もたれを使えていない椅子
机やテーブルに肘をついてテレビを見る姿勢
足を下に入れられない低い台での作業
背もたれのないこたつ生活

一見すると、どれも日常的で問題なさそうに見えます。
しかしこれらに共通しているのは、
腰が丸まったまま、逃げ場のない張力を筋膜にかけ続けている
という点です。

この状態が続くと、腰は休む時間を失います。
本人は楽な姿勢のつもりでも、腰はずっと引き伸ばされたままなのです。

背中や腰が丸まってきます。こたつは背もたれ必須。

痛みがないから大丈夫、が一番危険です

腰が丸まった座り方は、最初から痛みが出ることは少ないです。
だからこそ、多くの人が見過ごします。このような座り姿勢は、
腰の筋膜に張力がかかり続けていることに、本人が気づきません。
気づかないまま、毎日同じ姿勢を繰り返します。

すると、
動き始めが重い
朝起きたときに違和感がある
長く座ったあとに伸ばしたくなる
といった小さなサインが出てきます。

これが、腰痛の前段階です。

腰痛になる人と、ならない人の分かれ道

腰痛にならない人は、特別な運動をしているわけではありません。
姿勢を常に意識しているわけでもありません。

違いはとてもシンプルです。
腰が丸まり続ける時間が、圧倒的に短いのです。

床に座る時間が短い
背もたれをうまく使っている
途中で立ち上がる習慣がある

この小さな違いが、数年後に大きな差になります。

腰が丸まった状態で張力を受け続けるか、
途中でリセットされる時間があるか。
それだけで、腰の状態は変わってきます。

腰痛は、知らないうちに作られています

ここで、もう一度大切なことをお伝えします。

このような座り姿勢は、
腰の筋膜に張力がかかり続けていることに気づきません。
本人は楽だと思い、問題がないと感じています。
ですが身体は、確実に負担を受け続けています。

腰痛は、我慢の結果でも、年齢のせいでもありません。
無意識の生活習慣の積み重ねです。

負担のかかっている箇所に「線維化・組織の肥厚」が起き
凝りや痛みが出てきます。

痛みは敵ではなく、身体からのサインです

私たちは、痛みを単なる悪者だとは考えていません。
痛みは、身体が発している重要なサインです。

これ以上この使い方を続けないでほしい
この姿勢は限界に近い
少し見直してほしい

そんなメッセージとして現れます。

問題なのは、痛みを消すことだけに意識が向き、
なぜその痛みが出ているのかを見なくなってしまうことです。

まずは座り方を疑ってみてください

腰痛を防ぐために、
いきなり運動を始める必要はありません。
まずは、自分の座り方を振り返ってみてください。

長時間、腰が丸まったままになっていないか
背もたれを使えているか
床での生活が多すぎないか

それに気づくだけでも、腰への負担は変わってきます。

まとめ

腰痛になる人と、ならない人の違いは、
体力や年齢ではありません。

腰が丸まった状態で、筋膜に張力をかけ続けていることに気づいているかどうか。
この差が、将来の腰を分けていきます。

腰痛は、ある日突然起きているわけではありません。
毎日の座り方の積み重ねで、知らず知らずに作られているのです。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボ

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投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。