国民病としての腰痛、なぜ増えているのか?

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

今回は
「国民病としての腰痛。なぜ増えているのか?」
というテーマでお話しします。

腰痛は今や特別な人の悩みではありません。
多くの方が一度は経験し、今も不安を抱えながら生活しています。
ではなぜ、ここまで腰痛が増えているのでしょうか。
原因を一つの思想として整理してお伝えします。

結論からお伝えします

皆さんもお分かりかと思いますが…
人間は楽になりすぎたことで壊れているのではありません。
身体が使われないまま放置される社会になったことで、
痛みや不調が増えているのです。

国民病と言われるほど多い日本の腰痛

まず、日本の腰痛の現状を数字で見てみましょう。

厚生労働省の令和4年 国民生活基礎調査では、
最近腰が痛い、違和感があると感じている人は、
人口1000人あたり約102人。
割合にすると、およそ10パーセントです。

また、日本人の約80から83パーセントが、
人生のどこかで一度は腰痛を経験すると言われています。

さらに、1か月以内に腰痛を感じた人は、
約35パーセント以上という調査もあります。

つまり、
腰痛は一部の人の問題ではなく、
ほとんどの人が関わる可能性のある症状なのです。

なぜ原因が分からない腰痛が多いのか

腰痛で病院に行くと、
レントゲンやMRIを撮ることがあります。

しかし、
画像では特に問題が見つからないのに痛い
年齢のせいと言われた
原因不明と言われた
こうした声はとても多いです。

これは、
構造に異常があることと、痛みがあることが必ずしも一致しない
という現実があるからです。

私たちは、
慢性的な腰痛や背中の凝りの多くは、
筋肉や骨そのものではなく、
身体を包み支えているファシアという組織の状態が
大きく関わっていると考えています。

現代社会と腰痛の関係

今の社会は、とても便利です。

移動しなくても生活できる
力を使わなくても仕事ができる
疲れないことが良いこととされる

これは文明の大きな恩恵です。

しかし、この便利さは、
人間の身体の作りとは噛み合っていません。

イメージ

人間の身体は楽を前提に作られていない

人間の身体は、
歩く
持つ
しゃがむ
ひねる
立ち上がる

こうした動きを、
毎日自然に繰り返す前提で作られています。

ところが現代では、
動かない
使わない
指と目と頭だけを使う

これが普通になりました。

その結果、
ファシアが動かなくなる
筋肉が沈黙する
身体の張りが一部に偏る
腰や首だけが頑張らされる

こうして、
慢性的な腰痛や背中の凝りが増えていきます。

運動不足イコール筋力不足ではありません

ここはとても大切なポイントです。

腰痛が増えた理由は、
筋肉が弱いから
年齢のせい
ではありません。

多くの場合、
身体が使われる前提を失ったこと
これが本質です。

身体は使われないと、
壊れるというより
使うことが出来なくなる。硬くて使い辛いという状態です。

身体そのものの質の低下です。

動いて「質」が保てるのです。

では解決策は頑張ることなのでしょうか

ここで多くの方が悩みます。

運動しなきゃ
筋トレしなきゃ
ストレッチしなきゃ

でも、
辛い
怖い
続かない

これは当然です。
いきなり正しいことをやろうとしすぎているからです。

本当の解決策は運動などを頑張ることではありません

大切なのは、
人生を楽にすることではなく、
身体が自然に使われる余白を取り戻すことです。

読者の方へ 現実的な三つの視点

一つ目 運動ではなく使うを増やす

エレベーターではなく階段
座りっぱなしをやめて立つ
完璧な運動より、少し雑な動き

身体はきれいな運動より、
日常の中の小さな動きで目を覚まします。

二つ目 痛くならないためではなく動けるため

痛くなったら動く
壊れたら治す

ではなく、
動ける身体でいることが、
結果として痛みを遠ざけます。

三つ目 楽と不快を対立させない

楽は良い
辛いは悪

そう思われがちですが、
身体にとっては、
少し息が上がる
少し疲れる
少し面倒

この程度の不快が必要な刺激です。少し取り入れるだけです。

文明を否定しない生き方

スマホも
車も
椅子も
悪者ではありません。

問題は、
楽な道具に身体をすべて預けきってしまうことです。

文明を使いながら、
身体を置き去りにしない。
全部楽にしない。
全部我慢もしない。

身体が関与する余白を残す。
これが、これからの健康の形だと思います。

腰痛が増えた社会への答え

腰痛が増えたのは、
人が弱くなったからではありません。
意志が足りないからでもありません。

身体を使わなくても生きられる社会になったからです。

だから解決策は、
気合いでも
根性でもなく、

身体が自然に使われる設計を、少し戻すことです。
日常にちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

最後に

人間は文明によって楽になりました。
でも、身体は楽になるために作られてはいません。

ほんの少し、
身体を使う余白を取り戻すだけで、
腰や身体は少しずつ本来持っている機能を取り戻していきます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、
神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。

直接ご予約できます。

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。

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