姿勢に気をつけているのに、なぜ腰痛が治らないのか。

デスクワーカーの腰痛・第2章・第1話 「座り方を直せば治る」が当てはまらない理由

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。


「姿勢も気にしている」「椅子を変えた」「モニターの高さも調整した」

それでも腰が痛い——そういう方に読んでほしい記事です。

姿勢を意識することは、間違いではありません。

ただ、姿勢を直すだけでは届かない腰痛があります。
一生懸命姿勢に気をつけているのに改善しない。
「自分の何が原因なんだろうか…。」と感じている方も多いと思います。
ここでは姿勢以外の、別の原因についてお伝えしたいと思っています。

「姿勢が悪いから腰が痛い」は、半分しか正しくない

猫背や前傾姿勢が腰への負担を増やすことは確かです。
ただ、慢性腰痛の背景には、姿勢だけでは説明がつかないことがあります。

長期間にわたって腰痛が続いている方の場合、すでに筋膜(ファシア)の組織に変化が起きていることがあります。
滑走不全、線維化、ゲル化といった状態です。こうなると、姿勢を正しくしても、その組織の問題はそのまま残ります。姿勢を整えることは負担を減らすことにはなりますが、すでに変化してしまった組織を元に戻す力はありません。

「姿勢を直したのに治らない」のは、努力が足りないからではありません。


「届いていない場所に、問題が残っているからです。」

椅子やデスク環境を変えても変わらなかった理由

高価な椅子に変えた。スタンディングデスクを導入した。
それでも腰痛が続いている——という方がいます。

環境を整えることは、今後の負担を減らすためには意味があります。ただ、すでに組織に起きている変化には、環境を変えても直接届きません。
痛みの出ている組織そのものにアプローチしなければ、環境改善の効果には限界があります。

「道具を変えたのに変わらなかった」という経験をされた方は、道具の問題ではなく、
身体の中にある問題が残っている可能性があります。

姿勢改善より先にやるべきことがある場合

当院では、まず触診によって「実際に痛みを出している組織はどこか」を確認します。
筋膜の固定化や過敏さが強い部位が残っていれば、そこへのアプローチを先に行います。

組織の状態が変化してから、姿勢や動作、椅子の使い方を見直す。この順番が、デスクワーカーの慢性腰痛には重要なことが多いです。姿勢を直すことは大切ですが、それだけでは届かない問題が残っていないかを、まず確認することが先です。

次回は、「ストレッチを続けているのに楽にならない理由」について書きます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。

拝志フィジカルセラピー ファシアラボ 院長 拝志 神谷町・虎ノ門

この記事を読んで、

思い当たることはありましたか。

初回は90分。丁寧に話を聞き、触診で状態を確認してから施術に入ります。

「これは治るんでしょうか」という問いも、一緒に考えます。

✔ ゲスト予約OK  |  ✔ 入力は名前・メール・電話番号のみ

初回のご予約はこちら

通常17,000円 → 初回のみ12,000円


〒105-0001 東京都港区虎ノ門 神谷町駅 徒歩1分
完全予約制 / 施術料金 17,000円(税込)

シリーズ

「デスクワーカーの腰痛、その正体。」

← 前の話 「同じ姿勢を続ける」ことが、身体に何を起こしているのか。

次の話 → ストレッチを続けているのに楽にならない理由

シリーズ名:「デスクワーカーの腰痛、その正体。」今後のコンテンツ
第1章:なぜデスクワークで腰が痛くなるのか

  1. 座り続けることが、なぜ腰に負担をかけるのかについて
  2. デスクワーカーの腰痛に「筋膜」が深く関わっている理由について
  3. 「同じ姿勢を続ける」ことが身体に起こすことについて

第2章:「座り方を直せば治る」が当てはまらない理由

  1. 正しい姿勢を意識しても腰痛が治らない理由について(この記事)
  2. ストレッチを続けているのに楽にならない理由について
  3. 「休めば治る」が通用しなくなるとき——慢性化のしくみについて

第3章:デスクワーカーの腰痛に多いパターン

  1. 「座っているときだけ痛い」腰痛のパターンについて
  2. 「立ち上がるときに痛い」腰痛のパターンについて
  3. 「長時間座ると夕方から悪化する」腰痛のパターンについて
  4. 「腰というより背中が重だるい」症状のパターンについて

第4章:改善のために知っておいてほしいこと

11. デスクワーカーの腰痛改善を、当院ではどう考えているかについて

12. デスクワーカーの腰痛が「なかなか治らない」本当の理由について

13. 仕事を続けながら腰痛を改善していくために必要な考え方について

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。