レントゲン・MRIで異常なしの腰痛、原因はファシアにあった。
痛いのは確かなのに、「異常なし」と言われる。「じゃあこの痛みは何なのか」——その問いに、誰も答えてくれないまま検査が終わる。脊柱管狭窄症や腰部ヘルニアなど診断名がついている方も、ついていない方も、同じ思いを抱えていることがあります。
その痛みには、ちゃんと原因があります
「異常なし」と言われた瞬間、自分の痛みが否定されたように感じる方がいます。でも、その痛みには確かに原因があります。ただ、画像に映っていないだけです。
これは検査が間違っていたわけでも、あなたが大げさだったわけでもありません。レントゲンとMRIには、もともと「映せる範囲」と「映せない範囲」があるのです。
レントゲンとMRIが映すもの、映さないもの
でも、筋膜(ファシア)の状態は映りません。ヒアルロナンの粘性変化、コラーゲンの無秩序な沈着、筋膜の層と層の間の癒着——こうした「状態の変化」は、現在の一般的な画像診断では捉えられません。だから「異常なし」と言われる。でもそれは「痛みがない」ということではなく、「画像で見える範囲に異常がない」というだけです。
触れる場所に、痛みがある
では、どうすれば筋膜の問題を見つけられるのか。答えはシンプルです。触れることです。
実際に手で触れてみると、痛みのある場所に明確な硬さや張りがあることが多いです。圧をかけると痛む点がある。動かすと引っかかりを感じる場所がある。半月板・靭帯・椎間板は体の深部にあり、直接触れることはできません。外傷なしに、これらが単独で慢性的な痛みを発し続けるケースは多くありません。「触れる場所が痛い」という事実は、非常に重要な情報です。
「異常なし」は「痛みがない」ではなく、
「画像で見える範囲に異常がない」というだけ。
原因が画像診断の範囲外にあるだけで、
あなたの痛みは本物です。
手術を考える前に、知ってほしいこと
慢性的な腰痛に対して手術が行われるケースがあります。画像に何かが映っている、だから手術——その判断の流れは理解できます。でも、腰痛の多くは筋膜の状態変化という「画像に映らない問題」が本体です。構造を手術で整えても、筋膜の状態が変わらなければ、根本原因が残ったままになる可能性があります。
手術が必要なケースは確かにあります。ただ「画像に何かが映っている」ことと「それが今の痛みの原因だ」ということは、別の話です。手術を検討する前に、一度、画像に映らない部分も含めて評価を受けることをお勧めします。
あなたの痛みは本物です。
気のせいでも、精神的なものでもありません。
原因が画像に映らないだけで、
身体の中では確実に何かが起きています。
「異常なし」は、終わりではなく始まり
「異常なし」と言われ続けた方の多くが、次第に「自分の痛みは気のせいなのか」と思い始めます。そうではありません。「異常なし」は終わりではなく、別の視点から見始めるサインです。
画像に映らない痛みが和らいだら——「異常なし」と言われ続けてきた不安から解放される。自分の感覚を信じられるようになる。普通に過ごせる毎日を取り戻せます。
「どこへ行っても異常なしと言われてきた」「手術を勧められているが本当にそれでいいのか不安」という方は、ぜひ一度ご相談ください。触診で筋膜の状態を丁寧に確認し、画像に映らない部分にもアプローチしていきます。
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投稿者プロフィール

- 拝志フィジカルセラピー代表
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私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。





