休んでも腰痛が治らないと感じている方へ、本当の原因と改善策とは

デスクワーカーの腰痛・第2章・第3話 「座り方を直せば治る」が当てはまらない理由

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

以前は週末に休めば月曜には回復していた。それがいつの頃からか

休んでも戻りきらなくなった——そういう変化に心当たりのある方に読んでほしい記事です。

「少し無理をしたから腰が痛い」「休めばまた戻る」——最初はそういう感覚だったはずです。
ただ、気づいたら「休んでも完全には戻らない」状態になっていた。
この変化は、身体の中で何かが変わったサインです。

「急性」から「慢性」に変わる瞬間

腰痛には、急性と慢性という段階があります。急性の段階では、組織に一時的な負荷がかかっている状態です。この段階では、休むことで組織が回復し、症状が改善します。

ただ、同じ負荷が繰り返されたり、回復しきらないまま続けたりすることで、組織の質が変化していきます。

筋膜の固定化・線維化・ゲル化が積み重なると、一晩休んだくらいでは組織が元に戻らない状態になっていきます。これが慢性化です。

「治っては戻る」を繰り返していた時期が、実は慢性化が進んでいた時期でもあります。
そのサインを見落としていると、ある時点から「休んでも戻らない」という段階に入ります。

不調はある日突然起きているように見えて、
実際には少しずつ積み重なった結果として
表に出てくることがほとんどです。

慢性化すると何が変わるのか

慢性化した状態では、組織の質そのものが変化しています。固定化した筋膜は弾力を失い、血流が滞りやすくなり、神経が過敏になっていきます。

この状態になると、「動かすと痛い」だけでなく、「じっとしていても重だるい」「朝起きた時点ですでにつらい」という症状が出やすくなります。仕事中だけだった痛みが、日常のあらゆる場面に広がっていく。

さらに、神経が過敏になると、以前は気にならなかった刺激でも痛みを感じやすくなります。
これは身体が壊れているのではなく、長期間の負荷に対して身体が防衛反応を起こしている状態です。

慢性化してからでは、遅いのか

遅くはありません。ただ、時間はかかります。

長い年月をかけて積み重なった組織の変化は、短期間では戻りません。これは当然のことです。ただ、適切なアプローチを続けることで、確実に変化は起きます。

大切なのは、「休めば治る」という段階を過ぎたことを認識して、組織そのものにアプローチする方法に切り替えることです。
休息は大切ですが、慢性化した筋膜の状態を変えるためには、それだけでは届きません。

次回からは第3章に入ります。「座っているときだけ痛い」「立ち上がるときに痛い」など、
デスクワーカーに多い腰痛のパターンについて書いていきます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。

拝志フィジカルセラピー ファシアラボ 院長 拝志 神谷町・虎ノ門

シリーズ「デスクワーカーの腰痛、その正体。」

慢性的な腰痛や背部痛で、

お悩みの方は、ぜひご相談ください。


初回は90分。丁寧に話を聞き、触診で状態を確認してから施術に入ります。

「これは治るんでしょうか」という問いも、一緒に考えます。

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投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。