仕事をやめずに、腰痛を改善していくために。

デスクワーカーの腰痛・第4章・第2話 改善のために知っておいてほしいこと

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

「仕事を休めるなら休みたい」と思いながら、それでも毎日出勤している。腰の痛みを抱えながら、今日も画面に向かっている——そういう方に読んでほしい記事です。

仕事をしながら腰痛を治すのは、本当に難しいことです。休んで治せるなら、とっくに治っているはずです。それができない状況の中で、それでも何とかしようとしている。その現実を、まず認めたいと思います。

「完全に治してから仕事をする」は、現実的ではない

デスクワーカーの腰痛改善で一番大切な考え方は、「仕事をしながら、少しずつ状態を変えていく」というものです。完全に治ってから仕事をする、という順番ではなく、仕事を続けながら改善していく順番です。

そのためには、二つのことを同時に進める必要があります。一つは、すでに蓄積した組織の変化を解消すること。もう一つは、毎日かかる負荷を少しでも減らすこと。この両輪が揃って、初めて前に進めます。

仕事中にできる「負荷を減らす」工夫

大きな変化は施術で起こします。ただ、仕事中の小さな工夫が、改善のスピードに大きく影響します。

最も効果的なのは、「同じ姿勢を続ける時間を短くする」ことです。
30分に一度でいいので、立ち上がって少し歩く。それだけで、筋膜への持続的な圧力が一時的に解放されます。完璧な姿勢より、こまめに動く方が組織への負担は少ない。

また、深呼吸も有効です。座ったまま深く息を吸うと、胸郭が広がり、背中まわりの筋膜に動きが生まれます。仕事の合間に数回やるだけで違います。道具も時間もいらない。

完璧な姿勢より、こまめに動くこと。
大きな変化より、小さな習慣の積み重ね。
仕事をしながら腰痛を改善するのは、
この考え方から始まります。

施術と日常の「役割分担」を知る

歯磨きをしていても、歯石は歯医者でなければ取れません。日々のセルフケアと、蓄積した状態を解除する施術は、それぞれ役割が違います。どちらかだけでは不十分です。

施術でやること——固定化した筋膜の状態を変える。組織に必要な変化を届ける。これは自分ではできない部分です。

日常でやること——同じ姿勢を続けない。こまめに動く。深呼吸する。水分をとる。睡眠をとる。これは毎日積み重ねる部分です。

この役割分担を理解して、両方を並行して進めることが、仕事をやめずに腰痛を改善していくための現実的な方法です。

仕事と、腰痛のない生活を、両立させる

デスクワークをしながら腰痛がない状態——それは、仕事のパフォーマンスにも直結します。腰のことを考えずに仕事に集中できる。会議で発言するとき、腰の痛みが邪魔しない。仕事が終わった後も、まだ動ける自分がいる。

「仕事をしているから腰痛は仕方ない」ではなく、「仕事をしながら腰痛のない状態を維持する」という考え方に切り替えることが、改善への第一歩です。

当院でできるサポート

施術の中で、蓄積した筋膜の変化を解消することはもちろん、仕事中の身体の使い方についても一緒に考えます。「どんな座り方が負担を減らせるか」「どんなストレッチが有効か」——その方の仕事の状況に合わせて、具体的に整理します。

仕事をやめずに腰痛を改善していく道を、一緒に見つけましょう。

次回は最終話。「デスクワーカーの腰痛改善を、当院ではどう考えているか」について書きます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。

拝志フィジカルセラピー ファシアラボ 院長 拝志 神谷町・虎ノ門

シリーズ

「デスクワーカーの腰痛、その正体。」

← 前の話 いろいろ試したのに、なぜデスクワークの腰痛は治らないのか。

次の話(最終話) → デスクワーカーの腰痛改善を、当院ではどう考えているか

この記事を読んで、

思い当たることはありましたか。

初回は90分。丁寧に話を聞き、触診で状態を確認してから施術に入ります。

「これは治るんでしょうか」という問いも、一緒に考えます。

✔ ゲスト予約OK  |  ✔ 入力は名前・メール・電話番号のみ

初回のご予約はこちら

通常17,000円 → 初回のみ12,000円


〒105-0001 東京都港区虎ノ門 神谷町駅 徒歩1分
完全予約制 / 施術料金 17,000円(税込)

シリーズ名:「デスクワーカーの腰痛、その正体。」
今後のコンテンツ

第1章:なぜデスクワークで腰が痛くなるのか

  1. 座り続けることが、なぜ腰に負担をかけるのかについて
  2. デスクワーカーの腰痛に「筋膜」が深く関わっている理由について
  3. 「同じ姿勢を続ける」ことが身体に起こすことについて

第2章:「座り方を直せば治る」が当てはまらない理由

  1. 正しい姿勢を意識しても腰痛が治らない理由について
  2. ストレッチを続けているのに楽にならない理由について
  3. 「休めば治る」が通用しなくなるとき——慢性化のしくみについて

第3章:デスクワーカーの腰痛に多いパターン

  1. 「座っているときだけ痛い」腰痛のパターンについて
  2. 「立ち上がるときに痛い」腰痛のパターンについて
  3. 「長時間座ると夕方から悪化する」腰痛のパターンについて
  4. 「腰というより背中が重だるい」症状のパターンについて

第4章:改善のために知っておいてほしいこと

11. デスクワーカーの腰痛改善を、当院ではどう考えているかについて

12. デスクワーカーの腰痛が「なかなか治らない」本当の理由について

13. 仕事を続けながら腰痛を改善していくために必要な考え方について(この記事)

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。