椅子から立ち上がるとき、腰が伸びるまでが怖い。

デスクワーカーの腰痛・第3章・第2話 デスクワーカーの腰痛に多いパターン

こんにちは。神谷町の筋膜ケア専門院【拝志フィジカルセラピー ファシアラボ】です。

椅子から立ち上がる瞬間、腰に鋭い痛みが走る。しばらく前かがみのまま歩く。ゆっくり伸びてくると、また動けるようになる——このパターンに心当たりはありますか。

会議が終わって立ち上がる瞬間、思わず顔をしかめる。トイレに立つたびに、周りの目が気になる。電車を降りてホームを歩き始めるまでの数秒が、毎回つらい。

「大げさだと思われるかも」と感じながら、それでも毎日その痛みと向き合っている。
そういう方が、当院にはたくさん来られます。

あなたの姿勢が悪いわけでも、身体が弱いわけでもない

「立ち上がりに痛いのは、姿勢が悪いから」と言われたことがある方もいるかもしれません。
でも、姿勢に気をつけていても、体幹を鍛えていても、このパターンが続いている方はたくさんいます。

これはあなたの努力が足りないのではありません。長時間座り続けることで、腰まわりの筋膜が「座った形」に固定されてしまっている。それが立ち上がりの痛みを生んでいます。身体の問題ではなく、組織の状態の問題です。

なぜ「立ち上がりに痛い」が続くのか

長時間座り続けると、腰から股関節まわりの筋膜が屈曲した状態で固定されていきます。
この状態で立ち上がろうとすると、固定化した筋膜が急に引き伸ばされます。
その瞬間に、痛みや引っかかりが出ます。

しばらく歩いていると楽になるのは、動くことで筋膜への血流が戻り、一時的に固定が緩むからです。ただ、また座ると元に戻る。
この繰り返しの中で、筋膜の固定化は少しずつ進んでいきます。

立ち上がりの痛みは、
「動き始めの準備不足」ではなく、座り続けることで積み重なった
【 筋膜の固定化のサインです。 】

痛みがなくなったら、何がしたいですか

立ち上がりの痛みがなくなったら——会議のたびに顔をしかめなくてもよくなる。
カフェでゆっくりコーヒーを飲んでから、すっと立ち上がれる。
旅行先で長時間座っても、次の観光地に普通に歩いていける。

そういう「当たり前の日常」を取り戻すことが、改善の目標だと思っています。
痛みをゼロにすることがゴールではなく、やりたいことを痛みなくできる身体に戻ることが目標です。

当院で何をするか

触診によって、腰・股関節まわり・骨盤まわりの筋膜の固定化している部位を見極めます。
「立ち上がりに痛い」パターンでは、腰だけでなく股関節の前面や骨盤まわりに問題があることが多い。そこに届くアプローチを行います。

一回で全部変わるわけではありません。固定化の程度によって、必要な回数は変わります。
ただ、変化が起きているかどうかは、施術の中で一緒に確認しながら進めていきます。

次回は、「夕方から腰が悪化する」パターンについて書きます。

慢性腰痛や背中の凝りを根本から改善したい方は、神谷町駅徒歩1分のファシアラボへ。

拝志フィジカルセラピー ファシアラボ 院長 拝志 神谷町・虎ノ門

シリーズ

「デスクワーカーの腰痛、その正体。」

← 前の話 座っているときだけ腰が痛い。立つと楽になる、あの感覚。

次の話 → 「夕方から腰が悪化する」パターン

この記事を読んで、

思い当たることはありましたか。

初回は90分。丁寧に話を聞き、触診で状態を確認してから施術に入ります。

「これは治るんでしょうか」という問いも、一緒に考えます。

✔ ゲスト予約OK  |  ✔ 入力は名前・メール・電話番号のみ

初回のご予約はこちら

通常17,000円 → 初回のみ12,000円


〒105-0001 東京都港区虎ノ門 神谷町駅 徒歩1分
完全予約制 / 施術料金 17,000円(税込)

シリーズ名:「デスクワーカーの腰痛、その正体。」
今後のコンテンツ

第1章:なぜデスクワークで腰が痛くなるのか

  1. 座り続けることが、なぜ腰に負担をかけるのかについて
  2. デスクワーカーの腰痛に「筋膜」が深く関わっている理由について
  3. 「同じ姿勢を続ける」ことが身体に起こすことについて

第2章:「座り方を直せば治る」が当てはまらない理由

  1. 正しい姿勢を意識しても腰痛が治らない理由について
  2. ストレッチを続けているのに楽にならない理由について
  3. 「休めば治る」が通用しなくなるとき——慢性化のしくみについて

第3章:デスクワーカーの腰痛に多いパターン

  1. 「座っているときだけ痛い」腰痛のパターンについて
  2. 「立ち上がるときに痛い」腰痛のパターンについて(この記事)
  3. 「長時間座ると夕方から悪化する」腰痛のパターンについて
  4. 「腰というより背中が重だるい」症状のパターンについて

第4章:改善のために知っておいてほしいこと

11. デスクワーカーの腰痛改善を、当院ではどう考えているかについて

12. デスクワーカーの腰痛が「なかなか治らない」本当の理由について

13. 仕事を続けながら腰痛を改善していくために必要な考え方について

投稿者プロフィール

拝志陽介
拝志陽介拝志フィジカルセラピー代表
私が「筋膜(ファシア)」に注目するようになったのは、オーストラリアのカイロプラクティック大学で学んでいたとき、自分自身が背中の痛みや頭痛に悩まされたことがきっかけです。
その痛みの原因が「筋膜」にあることに気づき、出会ったのが、筋膜に振動刺激を与えてアプローチする「マイオセラピー」でした。
自分の身体でその効果を実感できたからこそ、この施術法は自然と、私の施術の中心になっていったのです。